年に一度の「おかえりなさい」のおもてなし。
お盆。久しぶりに帰省し、故郷の懐かしさに癒されて心も身体もほっとする時期。そんな私たちと同じように、先祖や故人も里帰りする期間です。ゆっくりと寛いでもらえる空間をしつらえる、その慣習の起源は千年以上も前にさかのぼります。盆提灯のあかりは、先祖や故人の御霊が帰ってくるための目印。おかえりなさいと歓迎する気持ちをこめてお飾りします。遥か遠い先祖から自分までつながってきた命を感じ、故人と過ごした日々を偲びながら、生前のご恩に感謝する。家族が集まり、心を寄せ合う、年に一度の特別なひとときです。
美吉野10号 8231-10-324
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美吉野12号 8431-12-431
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銘木花梨大12号 8555-12-608F
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あかりモダン クレマチス大 8700-83-000
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omoibi 晴翠 8700-90-036
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愁霊灯 晴月 8730-36-356
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火袋の型に沿ってひごを巻いていきます。手作業とは思えないほど、間隔がきれいに保たれています。
あかりの柔らかい光を生む和紙を貼りつけます。継ぎ目の処理といった細部にまで慎重な作業が求められます。
絵柄を提灯の曲面にきれいに描くのは技術が要り、下絵なしで描きあげるやり直しがきかない作業です。一筆一筆集中して仕上げていきます。