八女人形会館

株式会社とび矢つ
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TEL 0943-24-5550/0120-660-200 FAX 0943-24-5775

営業時間

【通常】 10:00〜17:30 (4月下旬〜5月下旬/8月上旬〜10月下旬)

【ハイシーズン】 10:00〜18:30 (11月上旬〜4月下旬/5月下旬〜8月上旬)

※繁忙期に合わせた営業時間になります。詳細はお問い合わせくださいませ。

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命を感じ、感謝を灯す。
永遠に元気に。

盆提灯

年に一度の「おかえりなさい」のおもてなし。

お盆。久しぶりに帰省し、故郷の懐かしさに癒されて心も身体もほっとする時期。そんな私たちと同じように、先祖や故人も里帰りする期間です。ゆっくりと寛いでもらえる空間をしつらえる、その慣習の起源は千年以上も前にさかのぼります。盆提灯のあかりは、先祖や故人の御霊が帰ってくるための目印。おかえりなさいと歓迎する気持ちをこめてお飾りします。遥か遠い先祖から自分までつながってきた命を感じ、故人と過ごした日々を偲びながら、生前のご恩に感謝する。家族が集まり、心を寄せ合う、年に一度の特別なひとときです。

制作風景

  • 火袋の型に沿ってひごを巻いていきます。手作業とは思えないほど、間隔がきれいに保たれています。

  • あかりの柔らかい光を生む和紙を貼りつけます。継ぎ目の処理といった細部にまで慎重な作業が求められます。

  • 絵柄を提灯の曲面にきれいに描くのは技術が要り、下絵なしで描きあげるやり直しがきかない作業です。一筆一筆集中して仕上げていきます。