徳川家と江戸時代の人形について
今日に伝わる風雅で美しい人形は、江戸時代にその礎を築いたと言われています。
八女人形会館では徳川家ゆかりの雛人形をはじめ、江戸時代を中心に作られた造形、技術的に高い評価を得た数々の人形や道具を所蔵しています。
その数は総数1600点あまり。
徳川家十一代将軍・家斉候ゆかりの雛人形や、美しい光沢と風合いを持つ正絹の金襴織物を纏った
江戸時代中期の作品群など、国宝級の名作を多数展示しています。
これらの職人たちが築き上げた伝統美の結晶は、ご来館いただく方々に深い感動と
ご満悦をいただけることと思います。