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八女ぼんぼりまつりと箱雛

福岡八女人形会館便り

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八女伝統工芸館で展示中の十二単衣と束帯、一緒に飾ってある雛人形は「箱雛」といいます。

 

 

箱雛について少し説明をさせていただくと、その話は江戸時代にまで遡ります。

当時、雛人形は大名や裕福な商人達しか買い求めることが出来ない高価なもので、一般庶民はほとんど手にすることが出来ませんでした。また、「奢侈禁止令(しゃしきんしれい)」という贅沢を禁止するお触れが出され、幕府が目を光らせていたんです。

そんな背景の中、職人さん達の知恵と技術により身近な材料を使い安価で作り上げられたのが、八女独特の雛人形「箱雛」なんです!

茶のくにとして知られる八女ですが、仏壇や提灯など伝統工芸が息づく町でもあります。手先の器用な職人さん達によって生み出された箱雛は、人形自体の完成度の高さと取扱いの便利さにより、やがて八女地方では雛人形といえば「箱雛」を示すほどになり、噂を聞きつけた近隣の町からも注文が入るようになりました。

そんな箱雛は、江戸時代から昭和の半ばまで作られていたんですが、現在のような飾り方の雛人形が全国的に普及すると、箱雛の注文も減ってやがて作られなくなりました。

この復元された箱雛は、八女の各所に残されていた人形を参考にしながら、衣裳の仕立て・着付けなどを現代的にアレンジし、本格的に作り上げた物です(*^_^*)

 

『雛の里・八女ぼんぼりまつり』期間中には、各家々に伝わる貴重な雛人形や、平成になってから復元された箱雛など様々な雛人形が展示されます

八女人形会館でも、箱雛をはじめ、徳川将軍の姫君が輿入れの際に持参した雛人形など、歴史ある雛人形から最新の雛人形まで館内にてご覧いただけます(^▽^)

ぼんぼりまつりにお越しの際は、この機会に少し足を延ばして八女人形会館にも立ち寄ってみてくださいね

駐車場も広いので、少人数から団体客まで、皆様大歓迎です!!

  • カテゴリー:ブログ
  • 投稿日:2016年2月11日

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